耕さない農業〜土壌を守る新しいアプローチ
土壌2025年5月10日

耕さない農業〜土壌を守る新しいアプローチ

耕さない農業(ノーティル)は、土壌の生態系を壊さず、微生物の力を借りて植物を育てる方法です。世界的に注目される持続可能な農法です。

耕すことの問題点

耕すことで、土壌中の菌糸ネットワークが破壊され、微生物の生息環境が乱れます。表土が風や雨で流失しやすくなり、CO2も大気中に放出されます。一方、耕さない農業では、土壌の構造が自然に保たれ、有機物が分解して腐植層が厚くなります。

始め方

まずはマルチングから。土の表面に藁や落ち葉、ウッドチップを5-10cm敷きます。これにより雑草が抑えられ、水分が保たれ、やがて有機物として分解します。植え付けは、マルチをずらして直接土に種や苗を入れるだけです。

長期的な効果

3年続けると、土壌の色が黒くなり、蚯蚓が増え、水はけと保水性が同時に改善されます。これは理想的な土壌状態です。初期は少し雑草が増えますが、2-3年で落ち着き、手間が減ります。

エコのポイント

  • マルチングは5cm以上厚く敷く
  • 根の浅い植物から始める
  • 忍耐強く2-3年続ける